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アトランティスの亡霊【資料室】

アトランティスの亡霊の各種資料

オロチ族【アンドロメダ陣営】

■オロチ族【アンドロメダ陣営】

 オロチ人とは、アンドロメダ陣営に属するトカゲに近い戦闘種族で、文明としてはゆるやかな発展途上にある未開の種族に位置し、銀河間条約では原則として彼らの文明に介入する事は禁止されているが、その非常に高い戦闘スキルによってアンドロメダ陣営の傭兵として利用されている。

地球でいう恐竜を直系の子孫に持つ肉食性の非常に強い凶暴な種族である一方で、家族友人を重んじる性格が大変強い。
志願した傭兵という形態でアンドロメダ陣営には参加しているが、実は民族そのものがアンドロメダ陣営の人質状態にあり、なかば強制的に戦線へ駆り出されているのが実態。

 


生命体の特徴としては有機生命体の中でも得意な性質を有しており、 細胞に酸素を蓄える特殊な体質から数日の宇宙空間でも生身で活動ができる。

雄に限り、戦闘スキルは非常に高く、皮膚を瞬間的に硬化させる事で地球製の戦車砲の直撃にも耐え、さらにはエネルギー弾の熱量にも対応する。

この事から、生身の状態で地球の大気圏を突破する事が出来、一度地表に降下すると一匹のオロチ人で10式戦車1個中隊を1分で撃破するほどのとてつもない戦闘力を発揮し、なおかつ肉食性であることから多くの兵士や民間人が捕食される最悪の生体兵器である。

狩猟をベースにした格闘術に長けており、基本は肉弾戦を好む。

ダイヤモンドを凌駕する硬い爪を有し、戦車の装甲も破る事が可能で、武器を保持しなくとも壮絶な戦闘力を発揮する。

しかし、アンドロメダ陣営が装備するのと同系統だが特別仕様のエネルギー砲と、陸戦型戦闘鬼が装備するNH対装甲ブレードと同等と推定されるナノブレードが支給されている。

巨大な尾は格闘戦においてバランスをとる役目をもち、どんな姿勢からでも攻撃を繰り出すことができる。

見た目とは異なり体重は非常に軽く俊敏な動きをする。
アトランティス残党軍討伐のために数千年に一度の頻度で地球にオロチを送り込んでいた。

太古の日本にも8体が送り込まれて出雲地方で大暴れした記録が残されており、アトランティスは対抗手段として当時の最新技術で製造されたNH対装甲ブレード(天羽々斬(あめのはばきり))の先行量産型を手にした陸戦隊の精鋭約3000人を送り込んで迎撃し、 からくも撃退には成功した。

うち1体が逃走の途中で大気圏を離脱できずに力尽きて大和盆地に墜落した。

この時にオロチ人が手にしていた刀が天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)であり、その威力は最新兵器の天羽々斬でさえ、損傷を与えるもので、後に草薙剣(くさなぎのつるぎ)伝説として語り継がれる事となった。

墜落したオロチ人は当時の市民によって手厚く埋葬され、草薙剣は神剣として石下神社に奉納されることとなった。

 

 

バヴェル級

人類を捕食対象とするオロチ下位種族 陸戦型に特化した種で、下位種族とはいえ戦闘力は非常に高い。

頭部にある水晶発振器は確認されている有機生命体の中では最強クラスの出力とされている。

元は狩猟用途として進化した発振器だが、宇宙艦の装甲にもダメージを与えるほどのビームを発振する事が可能。
原始種族の為、実体弾の戦車砲弾の直撃に耐える装甲皮を持つが、 一部のウロコは使い捨ての飛翔可能な虫型ドローンとして脳波でコントロールすることも出来る。

ウロコ一枚の単独運用であれば、10kmの円内の獲物を探索するのに利用し、 数百枚単位であれば、半径数十m以内で密集させる事で、 呪符式結界と似た防護壁を構成することもある。

使い捨てなのでウロコを使用すると直ちに新しいウロコが生えて損耗分を補う。

 

装甲皮は通常、形成するウロコに柔軟性があり体温も感じることができるが、 生体電流を流すことで、宇宙戦艦装甲に匹敵するほどに硬化させられる特性を持つ。
しかし、性能的には万能ではなく、不意を突くことで銃器や刀剣類で傷を負わせることが出来、 またオロチ本体から分離して遠くに離れた状態だと生体電流を受け取れないために硬化できないため 同じように人類の銃器でも撃ち抜くことが出来る。
ただし密集隊形で防護壁を構成した場合、オロチ本体から距離が近いために 無線給電に近い形で生体電流を受け取れ、硬化する事が可能。

この場合、高出力の電力を受電すると発光する現象が見られる。

 

ハヤブサはこのバヴェル級と戦うことを前提に開発されている。

 

身長 約4m

地球重力下 最大走行速度、毎時160Km(理論値)

地球重力下 0-100Km加速、1秒以下

 

 

ヤマタ級

飛行型オロチの亜種。

太古の地球にも存在していた翼竜に近いフォルムを持つこのタイプは 飛行可能な反面、軽量化のため装甲皮は薄く体重も軽いため、防御力は陸戦型と比較して劣る。

羽根に相当するパーツは硬化状態の皮膚よりもさらに硬く、防御に使われる事がある。

 

地球に八匹のヤマタ級オロチが送り込まれたがアトンランティス軍陸戦隊と交戦して撃破されており 討伐失敗を隠蔽するためにアンドロメダ側の記録から太陽系の位置もろとも削除され、 それ以降はオロチの襲来はなくなった。

 

大気中の水素と酸素を吸い込み肺で燃料を合成する事が可能で、 翼にある内蔵器官から高温高圧ガスを噴射する事で着火し、 その燃焼から推進力を得る事で地球大気中では音速の2倍近くの速度で飛行する事が可能。

ただ、飛行能力はその惑星の大気成分に依存するため、すべての惑星大気内で飛行できるとは限らなが、 体細胞にガスを貯めることで、宇宙空間での行動も可能としている。

視力は地球人で言うところの偵察衛星並みで、宇宙空間から地上の獲物に向かってダイブすることもある。

 

陸戦型と同様に頭部にある水晶発振器からビームを発振する事が可能だが、 得られるエネルギーの大部分を飛行能力に振っているため、破壊力はそれほどでもない。

しかし、洋上戦闘艦を一撃で戦闘不能にするだけの威力は持ち合わせている。
完全肉食の陸戦型と比較して、雑食の傾向が見られる。

 

全長 約3.5m

翼幅 約5m

地球大気内最大速度 マッハ1.96(理論値)

 

 

ヨルムンガンド

バヴェルとヤマタの両クラスのハーフオロチに属し、両方の特徴を併せ持つハイブリッドと呼称される個体が存在する。

それらの個体は一般のオロチよりさらに戦闘力が高くなる。

 

さらに両者の血が掛け合わさったハイブリッドタイプには、ごく稀に後天的に遺伝が変質することが確認されており、 最大クラスの巨体と最強の戦闘力を持った成体に成長するケースがあり、この特異な個体をヨルムンガンド級と呼び、ドラゴン上位種に位置づけられる。 地球人が保有する戦術核兵器を使用しても倒すのは容易ではなく、国を一つ滅ぼす覚悟で挑まなければならない。


身長 約6~10m

翼幅 約15~20m

地球大気内最大速度 マッハ2.3(理論値)

 

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