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アトランティスの亡霊【資料室】

アトランティスの亡霊の各種資料

ポイズン・ハイ級 装甲戦闘病院船

ポイズン・ハイ級 装甲戦闘病院船

 ポイズン・ハイ級 装甲戦闘病院船

 

「毒で舞い上がる」って妙な名前が付けられたこのクラスは病院船・・・。

 

長期間におよぶ艦隊戦闘において負傷者の収容と長期医療が課題となる。
戦闘中における戦闘艦は多少であれば負傷者は艦内設備にて治療や手術等の医療行為が行えるものの戦闘を主眼においているフネはその医療活動を行うにも限界がある。

そこで戦闘中の艦隊に随伴しながら医療に専念する病院船がアトランティスには存在する。(アンドロメダ艦隊にも近い艦種が存在する)
大規模艦隊戦となると負傷者の数は尋常ではなくなるため、数万人単位で収容するために戦艦に匹敵する巨体を有している。
必要最低限の攻撃力は有しているが最大の武装は防御力である。
その防御力は戦艦以上で、戦闘用ジェネレーターの全出力を防御に全振りしている為、艦隊砲撃戦の弾幕の中を平然と航行する。
シールドシステムはやや特殊で、呪符系とサークル系の各術者を10名ずつ動員して複合シールドを展開し、実体弾からエネルギー兵器まで、あらゆる種類の攻撃から防御する。
さらに艦体装甲には高効率の熱転換装甲をふんだんに取り入れており、複合シールドが突破されるほどの威力をもったビーム砲に被弾したとしてもただちに回生エネルギーとして再利用に回される。


基本的に護衛なしの単艦のまま艦隊作戦区域内を自由に移動し、要収容患者が発生した艦に横付けするとその艦を戦闘状態のまま、まるごとシールドで覆って安全に収容活動を行う。

収容中は病院船は対象艦の火気管制システムにアクセスして攻撃パターンを先取りし、武装付近のシールドを動的に緩めるなどの可変対策で戦闘の継続を保証している。

また病院船には言語学者や生物学者も同行しており、敵味方隔てなく治療を行えるようになっている。

固有武装は自衛に限られた最低限の近接火力しか装備していないが、行方不明者の捜索や戦場のど真ん中に取り残された兵士を救助するために病院船にはコンバットレスキュー隊が配属されている。
アトランティス艦隊陸戦隊の選りすぐりから構成される彼らの武装は強力で、1名の隊長を中心に1名のスナイパー(狙撃銃)、3名の医官(近接格闘術)、2名の支援火器(大火力マシンガン)、3名のアサルト(軽量突撃銃)で武装し、対象者収容の障害になる勢力を徹底的に排除する。
病院船には、10チームが配属され、3チームが3交代勤務となり1チームが休暇を取る体制を敷いている。
その戦闘力の高さから捕虜となった味方を救助するためにチームが敵艦に乗り込む場合もあるが場合によってはその鉄壁な防御力を盾にして病院船自ら敵の戦艦を捕縛して救出活動を行う場合もある。

 

病院船そのものは前述の通りアンドロメダ側の艦隊にも存在するが、
最前線の戦闘に敵味方区別なく単独で直接介入してくるこの手のタイプはアンドロメダ側にはない。

過去の対戦では何度かアンドロメダ艦隊は情報収集のために艦隊を差し向けて病院船の鹵獲に挑んだが、すべてが返り討ちにあって撤退しており、アンドロメダ艦隊からは、"悪魔の天使" と恐れられている。

 

 

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