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アトランティスの亡霊【資料室】

アトランティスの亡霊の各種資料

先進型機動甲冑 機体バリエーション【隼特別改修モデル】

■隼スーパーヴェローチェ
    スーパーヴェローチェモデルは、アトラミス王国救援作戦に従事中、ナノマシンの供給の途絶えた日本艦隊をオロチの陸戦隊から防衛するために近接防御に特化して軽量化が図られた機体である。
    左腕を失ったナナのハンデを相殺する為、徹底して機体を軽量化して機動力を向上させ、近接戦闘で優位に持ち込む事を基本思想としている。
    本来なら武器システムの殆どをナノマシンのアシストに頼っていたが、ナノマシンの供給が途絶えた事でシールドの使用は著しく制限されてしまった。
    この危機をを打開するために、ハヤブサのすべての装甲を取外し、さらにバッテリーシステムの100%までもを取り外し、本来は短期緊急用予備バッテリーとして30分しか使用できない補助電池をメインバッテリーとして使用することで、機体重量の60%を削減する事に成功した。
    相手の攻撃をすべて躱すことが可能なまで軽量化したものの30分しか稼働できない。
    ただ30分の稼働時間を考慮してもスーパーヴェローチェの戦闘力は圧倒的でオロチ一個小隊をラクに撃破している。
    ある程度のステルス機能を有する装甲をすべてとっばらった為に、外観は内部フレームとパイロットがむき出し状態となってしまい、敵のセンサーにも捉えられやすくなってしまった。
    しかし地球を出発する時にプレゼントされたお守り代わりのマント君のキーホルダーをヒントに、電磁コーティングされたマントを羽織ることで機体のステルス性能をある程度保持する事に成功した。
    また強い鉄分を含む砂嵐のせいで無線状態は最悪だったが、マント君の鹿の角をモチーフにして、各種のチャンネルに対応した大型マルチブレードアンテナを頭部フレームの左右に2器設置し、日本艦隊と上陸した陸戦部隊との両方に対して良好な通信状態を確保した。
    また敵による空からの索敵を欺瞞するために迷彩効果のあるつばの広い帽子を被っており、姿形はマント君そのものだと形容された。
    大幅に軽量化したため、2足歩行時での理論上の限界である時速300kmをゆうに超えるケースが観測されているが、正式リリースされた機体ではない為、正確なベンチマークは計られていない。

■隼コルサ/隼スーパーコルサ
    短期決戦用超高速モデルとしてカスタマイズされたスーパーヴェローチェはナナでしか操れないハヤブサの究極形態であったため、その他の生徒たちが着こなすには難易度が高すぎた。
    しかし生徒の中にも比較的上位スキルの戦闘力保持者に対して、少数だけリファインされたモデルが用意され、それがコルサモデルと呼ばれている。
    スーパーヴェローチェと比較してカスタムされる範囲は少なくパイロットに掛かる負担は少ない。
    装甲とバッテリーシステムは70%だけ残されているが、通信用マルチブレードアンテナはナナと同じものに取り替えられ、カムフラージュ用の帽子も用意された。
    この機体に慣れた一部の生徒は、さらに装甲とバッテリーシステムを50%にまで削減して機動力をさらに高めたスーパーコルサモデルにカスタマイズされている。
    地球に帰還後、このモデルは帯締学園全生徒に流行する事になり、ナナのスーパーヴェローチェモデルはともかくとして全機体がコルサ、あるいはスーパーコルサモデルに改修される事になった。



■隼エグザクタ/隼スーパーエグザクタ
    一式陸戦・エグザクタは、陸戦の操縦が苦手なサッチの為に、フクちゃんがカスタマイズして特別にAI自身の判断による自律行動が許可された機体で、サッチが名付けた AI のパーソナルネームから、エグザクタ モデルと呼ばれている。

    機動性は従来のハヤブサと変わらないが、防御力と射撃の精度が高められており、サッチが着込んだ場合でも、彼女の動きを手際よくフォローするように改修されている。

    一時は戦闘時に破壊されて廃棄されそうになったが、ターニャがまっちゃんに頼んで突貫で修理してもらった。
    ターニャは死にかけていたAIを蘇生させたついでにチューンし、無人状態での戦闘力が大幅に引き上げられた。
    修復後はターニャになついてしまい、サッチと出撃する以外においては、ターニャーの随伴機として勝手に行動するようになった。
    修復されたエグザクタを スーパーエグザクタ モデルと呼んでいる。

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